DVD見聞録
キャスパー DVD BOX(宝島社)


収録作品

DISC1 94min.
1.優しいオバケ The Friendry Ghost (1945年)
悲しみに暮れるキャスパー。
2.キャスパーとキツネのファーディ There's Good Boos To-Night (1948年)
とても悲しいお話。
3.小さなお友達 A Haunting We Will Go (1949年)
フレンドシップイズサッチャァビューティフルシング。
4.マザーグースの国へ Once Upon a Rhyme (1950年)
本の中の世界でも怖がられて悲しむキャスパー。
5.子守りのキャスパー Boo Hoo Baby (1951年)
幼児の行動って意味不明だ。
6.オバケのボーイスカウト Boo Scout (1951年)
怪談後,まオバケなんかいないけどね,と言う傍らにオバケ…,相当怖いシチュエーション…。
7.キャスパーとサーカス団 Casper Comes to Clown (1951年)
見ざる言わざる聞かざるが登場。
8.子イヌを救え! Casper takes a Bow-Wow (1951年)
恐怖の銃社会。
9.キャスパーのハロウィーン To Boo or Not to Boo (1951年)
水に落ちたキャスパーを見て笑うだけとはひどい,オバケじゃなかったら死ぬじゃないか。
10.子ゾウのアルフレッド Cage Fright (1952年)
オッサン臭いくしゃみ。
11.名誉市民キャスパー Ghost of the Town (1952年)
アメリカのジェスチャーなのかな。
12.オオカミをやっつけろ Pig a-Boo (1952年)
動物が擬人化されている世界で狼が豚を食おうとする。
13.クモの巣ホテル Cobweb Hotel (1936年)
蠅と蜘蛛が戦うぞ。微妙な心境。

DISC2 74min.
1.勇敢なスカンク Spunky Skunky (1952年)
この世に絶望しオバケになりきってしまっているスカンク。
2.海賊の宝さがし The Deep Boo Sea (1952年)
キャスパーの帆。摩訶不思議である。
3.楽しいクリスマス True Boo (1952年)
オンボロの家に母子二人。
4.カウボーイとオバケ Boos and Saddles (1953年)
こういう町があるのだろうか。アメリカは未知の国。
5.しっぽの使い方 By the Old Mill Scream (1953年)
キャスパーは優しいなぁ・・・。
6.食いしん坊の七面鳥 Do or Diet (1953年)
怒るキャスパー。
7.恐怖の13日 Frightday the 13th (1953年)
スペルミスではない。
8.羊さん救出大作戦 Little Boo Peep (1953年)
擬人化オオカミが擬人化されてない羊を食おうとする。
9.北の国のキャスパー North Pal (1953年)
おう,君はファニー。
10.ジャングルの動物たち Spook No Evil (1953年)
バナナ〜。
11.宇宙旅行 Boo Moon (1954年)
月の住民からも怖がられ悲しくて檻が関係ないのに檻から出ない。
12.ゾウも風邪をひく? Spooking About Africa (1957年)
オバケなら体内の異物を駆除できる!



英語音声,日本語字幕,DVD2枚組。
全25話と書かれたパッケージを見て全話コンプリートなのかな〜と思ったけど,
収録されていないエピソードが沢山あることがわかったので傑作選かもしれない。
(コンプリート版がほしいなぁ〜)*

1936年作の別作品「クモの巣ホテル」も収録さている。
途中までいつキャスパーが登場するのかと思って観ていた…。

誰かを脅かすよりも誰かと友達になりたい優しいおばけのキャスパーが,
最初はみんなに逃げられるけど,とうとう自分を怖がらない相手と出会って友達になる。
このあらすじで,毎回様々なシチュエーションが展開する。

人も動物も物も(笑)キャスパーを見て「ゴースト!」と叫んで逃げていく,
その逃げ方が気持ちいい。(笑)

このかわいいキャスパーをなぜそこまで怖がる(笑),と思い,想像してみた。
もし今目の前に壁をすり抜けて半透明の姿が現れたら,そりゃ確かに腰を抜かすわい。

おばけの物理表現(?)も興味深い。
これも毎回いろいろなシチュエーションが描かれる。

キャスパーは優しい。
キャスパーの行動を見て,自分の心がどれだけ闇に染まっているのかがわかる。
優しさの意味がわかる。(笑)
心が洗われる。

「優しさって何?」という方は,ぜひ見ましょう。


Collector's Edition
Casper the friendly ghost the Complete Collection
1945-1963


収録作品

Disc1 Theatrical Shorts
-4.SPREE UNDER THE SEA (1950)
 海の底の遊園地の話。
*5.ONCE UPON A RHYME (1950)
*6.BOO HOO BABY (1951)
*7.TO BOO OR NOT TO BOO (1951)
*8.BOO SCOUT (1951)
*9.CASPER COMES TO CLOWN (1951)
*10.CASPER TAKES A BOW-WOW (1951)
*11.THE DEEP BOO SEA (1952)
*12.GHOST OF THE TOWN (1952)
*13.SPUNKY SKUNKY (1952)
*14.CAGE FRIGHT (1952)
*15.PIG-A-BOO (1952)
*16.TRUE BOO (1952)
*17.FRIGHT DAY THE 13TH (1953)
*18.SPOOK NO EVIL (1953)
*19.NORTH PAL (1953)
*20.BY THE OLD MILL SCREAM (1953)
*21.LITTLE BOO PEEP (1953)
*22.DO OR DIET (1953)
*23.BOOS AND SADDLES (1953)
*24.BOO MOON (1954) #includes commentary
-25.ZERO THE HERO (1954)
 番犬を助ける話。
-26.CASPER GENIE (1954)
 ランプの精の話。
-27.PUSS N' BOOS (1954)
 捨て猫を助ける話。

Bonus Features
*1.THE FRIENDLY GHOST (1945) #includes commentary
*2.A HAUNTING WE WILL GO (1949)
*3.THERE'S GOOD BOOS TO-NIGHT (1948)



Disc2 Theatrical Shorts
-28.BOOS AND ARROWS (1954)
 アメリカ先住民の話。
-29.BOO RIBBON WINNER (1954)
 ぐうたらなグレイハウンドの話。
-30.HIDE AND SHRIEK (1954)
 イトコと遊ぶ話。
-31.KEEP YOUR GRIN UP (1955)
 笑わないハイエナの話。
-32.SPOOKING WITH A BROGUE (1955)
 アイルランドの妖精の話。
-33.BULL FRIGHT (1955)
 メキシコの闘牛の話。
-34.RED WHITE AND BOO (1955)
 タイムマシンの話。
-35.BOO KIND TO ANIMALS (1955)
 子ロバの就職先を探す話。
-36.GROUND HOG PLAY (1956)
 漫画の世界でウッドチャックと影遊びをする話。
-37.DUTCH TREAT (1956)
 オランダの話。
-38.PENGUIN FOR YOUR THOUGHTS (1956)
 コウノトリが落とした子ペンギンの話。
-39.LINE OF SCREAMAGE (1956)
 フットボールの話。
-40.FRIGHT FROM WRONG (1956) #includes commentary
 悪魔になったキャスパーの怒涛の快進撃の話。
*41.SPOOKING ABOUT AFRICA (1957)
-42.HOOKY SPOOKY (1957)
 学校に行きたくないスプーキーの話。
-43.PEEKABOO (1957)
 性格が悪い子猫の話。
-44.GHOST OF HONOR (1957)
 キャスパーがパラマウントスタジオに行く話。
-45.ICE SCREAM (1957)
 雪だるまの話。
-46.BOO BOP (1957)
 音楽家のオバケを手伝う話。というか豆の殻を道に捨てちゃ駄目。
-47.HEIR RESTORER (1957)
 イギリスのお城の話。
-48.SPOOK AND SPAN (1957)
 泥をかぶりたがる子豚さんの話。
-49.GHOST WRITERS (1958)
 シナリオライターが苦悩する話。昔のフィルム総集編?
-50.WHICH IS WITCH? (1958) #includes commentary
 キャスパーに遊んでもらえないスプーキーがかわいそうに見える話。
-51.GOOD SCREAM FUN (1958)
 なんでものみこみたがる子ダチョウの話。
-52.DOING WHAT'S FRIGHT (1959)
 エイプリルフールを楽しむスプーキーの話。
-53.DOWN TO MIRTH (1959)
 マッドサイエンティスト対…あれは何だ?飛行機か!?…オバケじゃないの。
-54.NOT GHOULTY (1959)
 オバケの力を失ったキャスパーの話。
-55.CASPER'S BIRTHDAY PARTY (1959)
 誕生日パーティーに来てくれる人を探すキャスパー。なぜか昔のフィルムに新しい吹き替えなんだけど…ハッピーエンドで嬉しい話。



Disc3 The New Casper Cartoon Show (1963 Television series)
1.A VISIT FROM MARS #includes commentary
2.THE ABSENT-MINDED ROBOT
3.GROWING UP
4.SMALL SPOOKS
5.THE ENCHANTED HORSE #includes commentary
6.LITTLE LOST GHOST
7.TWIN TROUBLE #includes commentary
8.COLD WAVE
9.THE WANDERING GHOST
10.RED ROBBING HOOD
11.THE BORED BILLIONAIRE
12.HEART OF GOLD
13.WENDY'S WISH #includes commentary
14.THE TIMID KNIGHT
15.CITY SNICKER
16.THE PROFESSOR'S PROBLEM
17.THE GREEDY GIANTS
18.THE ENCHANTED PRINCE
19.THE MAGIC TOUCH
20.THE WITCHING HOUR #includes commentary
21.BEDTIME TROUBLES
22.WEATHER OR NOT
23.KINGS OF TOYLAND
24.MOTHER GOOSE LAND
25.LONESOME GIANT
26.SUPER SPOOK #includes commentary

Bonus Features
・Casper Documentary
・Comic Book Cover Gallery



(*)と言う訳でコンプリート版らしきものを見つけました。
参考に宝島社のDVD-BOXにも入っているタイトルには頭に「*」を付けました。

ディスク1
1話〜3話は,このDVDでは1945,1949,1948の順番で収録されています。
ところで「THERE'S GOOD BOOS TO-NIGHT(キツネのファーディ)」のBGMが謎で,明るい曲と悲しい曲が重なって流れています。これがオリジナル版で日本版が修正されている,ということなのか,それとも他に理由があるのかどうかは謎です。

ディスク2
ディスク2の途中あたりから作風が変わります。
人物はデフォルメの強い漫画的絵柄になった感じです。
個人的な感想としては,平面的になった背景があまり好きにはなれませんでした。
最後の方ではキャスパーのキャラクターも変わり,随分と大胆に変えたなぁと思いました。
「おぅ,別人」ならぬ,「おお,別キャス」。(笑)

ディスク3
そして迎えた1963シリーズは,「別キャス」が活躍する「別世界」です。(笑)
やけに饒舌になったキャスパーが独り言で状況を説明しまくります。
嫌いではないですけどあまりにイメージが変わったので面くらいました。(笑)
作画も節約志向になっちゃって,クラシックシリーズのような美しさがなくなってしまったのは残念です。

この後は何度か復活はあったようですが詳しくはよくわかりません。他に有名なのは1995年のスピルバーグ版CGキャスパーとそこから派生したシリーズになるらしいです。そして驚いたことにスーパーファミコンでそれなりにクソゲーなソフトもあったらしいです。(笑)



蛇足

キャスパーが読んでいたカーネギーさんの本を読んでみました。
日本語タイトルは「人を動かす」です。
(Dale Carnegie 『HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE』 1936年)
これを読んだキャスパーがうっとりと感動しているのです。
興味をそそるではありませんか!

読みながらつい思い出してしまい「この本であんなにポ〜っとなるかな?」とも思いましたが。(笑)
「キャスパーはここも読んだのだろうな。どう思ったのかな。」などと思いつつ。

「人を動かす」の内容を大雑把に紹介してしまうと,「褒めましょう」でしょうか。
「心から褒めましょう」かな。
「本心から褒めましょう」。

お世辞ではなく本心から共感できる点を見つけて関心を持って褒めましょう。
まず褒めて,感謝して,それから用件を伝えましょう。

ただし「○○なのは良いが××の方が良い。」という言い方ではいけないということもちゃんと書かれています。
この言い回しだと説教の前置きだったと勘付かれ,せっかくの褒め言葉も嘘だったのかと思われるでしょう。
「本心から褒める」のだから,心にもないお世辞では駄目なのです。
その為には,相手をよく観察して共感できることを見つける,という努力が必要なわけです。

私が思うにはうわべだけの嘘の共感だと相手を傷つけることになると思います。
馬鹿にしたことになってしまうからです。
しかしうわべだけののバレバレな手法を使う人は意外に多いと思います。
その人達が「人を動かす」を読んだかまではわかりませんが。

私の場合は,そんな前置きしないでサクッと言ってくれればいいのにと思います。
回りくどい言い方をされるとイチイチ神経にさわります。
切り出しにくい重大な話なんだろうか,と不安にもなるからです。
そうではなく,聞いたらドーンと落ち込みそうなケースの時にこそ思いやりのある言い方をしてほしいのですが,なぜかそういう時はサラッと言われてズキッと突き刺さるわけです。

つまり,相手によりけりで,この本を読んで感銘を受けたからといって,考えなしに流用したり万人に通用すると思っちゃいかん,のです。(苦笑)
相手が私なら間違いなく逆効果です。
もし相手が私のようなへそ曲がりか「人を動かす」を読んでいる人なら,よほどうまくやらないと駄目でしょうね。
簡単そうに書かれていますが簡単にできることではないということです。

相手に「イエスと言わせる」なんてのは,「いいくるめ」っていう技術なのかな〜。(笑)

まあ悪い言い方をすれば「相手に付け入る」世渡り上手になる方法の本です。(笑)
でも,何事も言い方次第,というとても大切なことが書かれています。

(というかキャスパーって大人向けの本読むよな〜。オバケ歴何年かは謎だしな〜。中身はタロットの隠者かもしれないな〜。)



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