DVD見聞録
八百八町夢日記 DVD−BOX1

第1話 娘たちを追って

字が読めない貧しい人達から偽の証文で娘を奪い取る悪い奴ら。
夢さんこと北町奉行榊原が悪人を演じて奴らの懐に入り込み,証拠をつかむ。
今回は第一話なせいか各登場人物登場という展開で盛り上がりはイマイチ。
これからこれから。


第2話 命を賭けて

とんでもない悪人が原田泰造に似ていて気になったが,こいつが本当にとんでもない悪人。
時代劇でもここまでクズな奴はそうそういないと思う。
花火師として敵のアジトに潜入した夢さんだが,他にも花火師がいるとはいえ,作業現場を確認されはしないのかなど見ていて勝手に不安になったが,その辺りには触れられずに済んだ。(笑)
単なる町奉行がお偉いさんをひっとらえる,というのもこのシリーズの見どころ。


第3話 盗っ人ざんげ

二代目ねずみ小僧を名乗る盗っ人の正体を治郎吉がつきとめる。
しかし,妻を人質にとられ,悪事に手を貸すことに……。
治郎吉夫婦にしろ夢さんとおりんにしろ,なんとも羨ましい関係に見える。
今回の夢さんは女装,ではなく女形に変装して潜入。
さて,最後にひと仕事頼まれる治郎吉の,盗賊っぷり。
こういう盗賊でありたい。(笑)


第4話 空蝉が飛んだ

すでに二人の前妻に逃げられた商人が三人目と結婚。
残虐な犯罪が浮かび上がる。
何があっても堂々としている夢さん。
「ひっとらえぃ!!」


第5話 情けをかけて

屋台を営みながら少しずつだが真面目に借金の返済を続ける父と娘。
一方,使い道に困る小判を手に入れてしまった治郎吉は……。
情けが裏目に出る切ない展開になってしまうが,
私はどうもこの父親が許せない。
最初は同情してたけど,ここで楽しようという考えになぜ走るのか……。
そしてそれを,恵んでくれた人のせいにする娘さんも…まあまだ子供だから…うーん。
こういう人間の弱いトコを描くドラマだからこそ情けがあるのかもしれないが。
しかし結局借金はどうなったんだろうか。
ひっかかるなぁ……。(やたら点々が多いなぁ……。)
ということで私の感想としては,ちょっと後味が悪い。


第6話 女賊の恋

殺しをしない,金は半分残す女盗賊の一味と,
一家を皆殺しにする極悪盗賊の一味。
ここにも弱い者を騙す悪いお偉いさんがいた……。


第7話 闇の顔役

おりんの亡き父親がかつて息子のように可愛がっていた同心。
同心は,おりんの父親が自分の代わりに夜回りに出て殺されたことで,
心に深い傷を負ってしまっていた。


第8話 強情

おりんの店で働いている平さん。
おりんと喧嘩をして店を出た平さんが殺しを目撃してしまう。
命を狙われる平さんだが,唐突に犯人をゆすることを思いつく。
やることなすこと愚かな平さんだが,
最後には自分の身代わりを引き受けてくれた三の次を助けに走る。
しかしお奉行はなぜこんなに強い……。(笑)


第9話 我が子を思いて

長屋のみんなに好かれていた世話好きの女性。
しかし息子が罪人だと知られると途端に風当りが強くなり,長屋から追い出されてしまう。
三の次は息子を捜しだして母に会わせようとするが……。
息子が島抜けしたのは母に会うためだと信じたい三の次。
なんとも切ない話だが,この母親の気持ちを思ってお奉行がついた嘘は,それが良いことだったのかどうか,私には判断できない。
もっとも母親がこの嘘を鵜呑みで信じたかどうかまでは定かではないにしても……。

菅井きんさん登場。


第10話 おりん慕情

結婚するはずだった人を偶然見かけたおりん。
後をつけると,そこには死体が……。
おりんの店の名がなぜ「はの字」なのかが明かされる。


第11話 夫婦舟 浮き沈み

夫に離縁されたといって奉行所に訴え出てきた女性。
何があっても夫を信じるこの女性に,少しでもうっとおしさを感じた自分が情けない……。
悪い奴らがこっそりと田んぼを作ろうとしているのだけど,田んぼをそんなに有難がる感覚にピンとこない自分が情けない……。
そして,やたら奇声を上げる敵がやたら弱い……。
ギャグなのかこの人は……。


第12話 最後の賭け

世直しの為にと暗殺を依頼された三人の男。
誰が依頼したのかを探るために,八田さんと治郎吉がひと芝居うつ。
世の貧しさを憎む三人の男は,誠実が故に,黒幕に騙されているのだった……。


第13話 幻の旅路

かつて生き別れた父と子に悪い奴らが目をつける。
父は元盗っ人であり,出生の秘密が知られては困る息子。
悪い奴らに謀られるが,お互いに他人のふりをする。
だが,耐えられなくなった息子は……。


第14話 ねの字小僧参上

ねの字を名乗る極悪強盗が現れ,人々は処刑されたはずのねずみ小僧ではないかと噂する。
夢さんたちはねの字に両親を殺された少女を保護するが,少女は記憶を閉ざしていた。
意外にも,ねの字の正体に心当たりがあるのは平さんだった……。
平吉の素性が明かされる。
阿呆で頼りない男にしか見えなかった平さんも,根は信用できる誠実な男だった。


第15話 若同心よ 胸で泣け

主人が殺される現場に居合わせてしまった若い女中。
心を閉ざす女中に,八田さんの優しさが響く。
ねずみさんの活躍がないのは寂しいけど,みんなの温かさが胸にしみる。


第16話 治郎吉を愛した女

ねずみさんは旅に出ているのでしばらく登場しない。
そんな折,治郎吉に惚れていた女が現れる。
女は盗賊の手引きだったが治郎吉に諭されて足を洗ったという。
だが,再び悪い奴らに利用されようとしていた……。
ねずみ小僧の命日にその墓に訪れる者たち。
たくさんの人を助けて慕われていたねずみ小僧であった。


第17話 父は強かった

父親と同じ死に方をした病人を見た八田さん。
そこに居合わせたのは父を看取ったのと同じ医者だった。
八田さんは時々異様にかっこいい。
お奉行はいつもかっこいいけど手早く仇討ちの許可を取った今回は特にかっこいい。
観音寺さんもプロでかっこいい。
平さんも頑張ったし,おりんもいいとこで活躍するし,みんなかっこいい。


第18話 最後の涙

優しくされると涙が出る。
その気持ち,よくわかる。
それにしても何かにつけてお金をちょろまかすお偉いさん,許せん。


第19話 涙雨、おんな暦

大切な物をすられて切腹した父の汚名をはらすため,
武家の娘が北町奉行所を訪れる。
現代でいう時効まであと四日。
それまでに犯人を見つけ盗まれた物を取り返したいのだが……。
天の導き,天の情け。


第20話 祭り囃子が聞こえる

夫と子供を失った女性が鬼と化して復讐を続ける。
女性の優しさを知っていたおりんは彼女をかばい南町奉行所で拷問を受ける。
殺陣の締めには同業者への怒りもあらわに悪い奴を蹴とばす北町のお奉行様。
夫と子供を失ってから止まっていた彼女の時間が,ようやく流れ始める……。
切なすぎる。
最近号泣の話が続く。


第21話 お人好し

盗んだ金を死んだ仲間の妻に届けるために奮闘する男。
死んだ者との約束を守るなんて馬鹿馬鹿しいと思いつつも,
どうしても破れないお人好しなのだった。

そういえば,治郎吉が旅に出ている間の話では,
冒頭のナレーションがカットされていたのかぁ。


第22話 与力の娘

八田さんをからかった不良娘,それはなんと観音寺さんの娘だった。
見ていてわがままな娘に腹が立ちつつも気持ちはわかるような気もした。
お奉行は今回も悪党を蹴っ飛ばすぞ!(笑)


第23話 海が匂う客

はの字に現れた男性客に,おまつは漁師だった亡き父親と同じ匂いを感じる。
実はこの客は長崎で一家皆殺しに合った店で働いていたのだった。
果たせなかった男性の遺志を,夢さんこと北町奉行が受け継ぐ。


第24話 道楽息子の涙

道楽息子を持つ大だなの主が次々と殺され,その息子たちも不審な死を遂げた。
夢さんは道楽息子を演じて事件の真相を探る。
最初は頼りない道楽息子に見えていた夢さんだったが,
次第に得体の知れないオーラが現れ,
ついには「いったいどのようなお方で…」と問われるのであった。


第25話 しのぶ恋、忘れ貝

人殺しに仕立て上げられてしまった足軽が,偶然,治郎吉に助けられる。
足軽の恋しい人は殿様の側室になってしまっていた。
この時代の身分とか職業とか管轄とか,いろいろあるんだなぁ……。

辰巳琢朗さん登場。


第26話 夢之介が殺した女

夢之介にゆすりの用心棒を依頼した女が殺された。
用心棒を引き受けていれば助かったかもしれないと悔やむ夢さん。
女がゆすりを企んだ背景には,神田の大火があった。


第27話 治郎吉捨身の反撃

仲間を一人失った強盗一味が穴埋めに三郎太に声をかけてきた。
夢さんに協力し一味を捜していた三郎太は強盗の手引きを引き受けるが,
三郎太が裏切らないように,一味はお初を誘拐した。
一方悪だくみをしている元長崎奉行に近づいた夢さん。
今日も強いぜ夢さん。


第28話 片思い恋の絵草紙

汚職を風刺した作者が殺された。
その場に居合わせたお初が疑われ南町奉行所に連れて行かれてしまう。
それを見てお初を犯人だと思いこんだ青年が,無罪で解き放たれたお初を襲う。


第29話 治郎吉花火

黄羽織の集団が町を荒らしまわると同時に,
北町奉行榊原は無能だと書かれたビラが至る所に貼られる。
さらに何者かが花火師を殺したのちに街中で爆発を起こした。
とうとうお奉行はあと五日以内に解決しなければクビの宣告を受ける。
全ては北町奉行の座を狙う者の企みだった。
おとせちゃんひとりぼっちになっちゃったよ……。


第30話 生き別れ、思いの糸

「あの女狐・・・必ずお縄にしてやる。」
しかしその女狐にも悲しい人生があった。
三年に一度だけ現れる盗っ人流れ星は,ねずみ小僧を神と呼ぶ。
目の前の三さんがそのねずみ小僧だよ旦那。
久しぶりにねずみ小僧のアクションが炸裂。


第31話 夏の嵐

お奉行の幼馴染み夫婦が殺された。
夫はかつての親友,妻は恋人,同じ女に惚れた親友に,身を引いたお奉行。
しかしお奉行と一緒になりたかった妻は夫から暴力を受け,幸せではなかった。
生まれついての悪人はいないとお奉行は言うけれど,
本当にそうなんだろうか……。
罪を犯さない悪人と罪を犯してしまう善人はいるかもしれないけど。
生まれついての体質が気質にある程度影響してるんじゃないかなって最近思う。


第32話 信玄谷の忍び花

信玄の血をひく幼い姫がかどわかされた。
くの一と三の次が姫を助け出す。
三の次の身のこなしが忍びと同等かそれ以上ってのは凄いよなぁ。


第33話 治郎吉に惚れた男

盗み聞きのために入った床下でコソ泥と三郎太が出会う。
コソ泥の捨て猫は,三郎太にとって大切な情報を偶然聞いていた。
三郎太の盗っ人の資質に惚れこんだ捨て猫は,
自分の弟子になれば情報を教えると言って三郎太につきまとう。
ドジで足をひっぱる捨て猫だが,運が強く憎めない。
やたら強い三郎太を見てポカンとするのも楽しい。


第34話 参上!女目付

勘定目付のお役目についた若い娘が何者かに命を狙われる。
娘が勘定目付を続けては都合が悪い者がいたのだ。
真っ直ぐで美しい人柄の女性だった。
浮き世は夢の如く,
人の命をもてあそんだ貴様らに,もはや見る夢はないのだ。


※パッケージでは33話が「参上!女目付」34話が「治郎吉に惚れた男」となっていますが,実際の再生順は逆になっていました。

ナレーション

天保年間1830年代,世にはびこる悪に向かって二人の男が挑戦状を叩きつけた。
時の北町奉行,榊原主計頭忠之(さかきばらかずえのかみただゆき)と,榊原の手で処刑されたはずの,ねずみ小僧治郎吉である。

榊原主計頭忠之(夢さん)…里見浩太郎
治郎吉(三の次)…風間杜夫
おりん…中原理恵
八田真四郎…船越栄一郎
観音寺伝蔵…長門裕之


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